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#06

「目に見えない現象を可視化し、解決する面白さ」があります。

大阪工場 品質管理課

K.K
2023年入社

工学部電子・物理工学科 卒

入社のきっかけは?

私は昔から「機械が動く仕組み」に興味があり、特に複雑な構造を持つ自動車というプロダクトに強く惹かれていました。就職活動を進める中で、車の性能や安全性を本質的に支えているのは、目に見える外装だけでなく、一つひとつの高精度な「部品」であると気づきました。数ある中で当社を選んだのは、特定の部品において世界トップクラスのシェアを持ち、その技術力が国内外の多くのメーカーから信頼されていたからです。選考過程で社員の方々と話す中で、1/1000mm単位の精度に徹底してこだわるプロ意識と、自社の製品に対する並々ならぬ誇りを感じ、その熱量に圧倒されました。「この精鋭たちの一員として、世界基準の品質を自分も支えたい」と強く確信したことが入社の決め手です。

現在担当している業務内容を教えてください。

品質管理課にて、生産ラインの不具合未然防止と工程の改善活動を担当しています。具体的には、適切な検査体制を構築したり、生産ラインで発生した不良品率の増減をデータから分析し、対策を講じたりする仕事です。フセラシの品質管理は、材料の受け入れ、加工、メッキ処理そして出荷まで多岐にわたります。私は現場に足を運び、作業者の動きや機械の動作を観察して、ミスが起こり得ない仕組みを考案したり、最新の画像センサーを活用した全数検査機を導入したりしています。現場の「生の声」を拾い上げ、FA機器や創意工夫で具体的な形にしていくことが、私の主な役割です。

仕事の中で大変なことは?

自動車部品は、一つの不具合が原因で人命に直結することがあります。特に大変なのは、不具合が発生した際の真因特定です。機械の摩耗、気温の変化、材料の微細な個体差など、考えられる要因をすべて洗い出し、論理的に説明しなければなりません。また、現場への改善提案も一筋縄ではいきません。そこで諦めるのではなく、データに基づいた根拠を示しながら、いかに現場の方々に「品質向上によって日々の業務効率の向上になり、原価低減に繋がる」と納得してもらえるか。その調整力と粘り強さが常に試されます。

仕事をするうえで大切にしていることは?

「現場の方々とのコミュニケーション」と「小さな違和感を見逃さないこと」を大切にしています。改善活動のヒントは、常に現場にあります。デスクで資料を作る時間よりも、現場で作業者の方と話し、困りごとを聞き出す時間を優先しています。信頼関係があるからこそ、「実はここが使いにくい」といった本音が聞け、それが大きな品質改善に繋がります。また、データ上の数値が規格内であっても、昨日より少しだけバラツキが大きいといった「小さな変化」に敏感であることを意識しています。予兆の段階で手を打つことが、お客様への信頼を守る唯一の道だと考えています。車好きとして、自分が関わった部品が載る車の安全には、一切の妥協をしたくありません。

仕事において、自分が成長したなと感じることは?

論理的に物事を伝える力と、俯瞰的な視野が養われました。入社したての頃は、問題が起きると何をしていいか分かりませんでしたが、今はQC手法を駆使して冷静に本質的な解決策を導き出せるようになりました。また、一つの部品の品質を考えることは、その先の完成車メーカーの組み立て工程や、エンドユーザーの安全まで考えることだと学びました。自分の担当範囲だけでなく、前後工程の動きを理解し、全体最適の視点で改善を提案できるようになった点に、大きな成長を感じます。他部署と協力してプロジェクトを完遂する経験を積み、周囲を巻き込んで物事を動かす自信もついてきました。

仕事で嬉しかった事

自分の提案した改善策が実を結び、製品の不具合率が低下したり、生産効率が目に見えて向上したりした時は、この上ない達成感があります。また、現場の方から「この改善策のおかげで仕事が楽になった」と褒めていただけた時は、現場の一員として認められた実感が持てて本当にうれしいです。部品メーカーの仕事は表舞台に出ることは少ないですが、街を走る最新モデルの車に、自分が品質を保証した部品が搭載されているのを見た時は、達成感を得られます。世界中の車の走りを、自分の仕事が陰から支えているという誇りが、日々の大きなモチベーションになっています。

仕事の中で一番面白い事

「目に見えない現象を可視化し、解決する面白さ」があります。例えば、金属の熱処理や加工時の微細な挙動の違いなど、目視では分からない変化をセンサーやデータで捉え、論理的に解明していく過程は、まるで探偵のようで非常にエキサイティングです。また、自動車業界は電動化や自動運転の進化により、部品に求められる要件が日々高度化しています。既存の知識が通用しない新しい課題に対し、他部署のスペシャリストと知恵を出し合いながら、次世代の品質基準を作り上げていく挑戦は、飽きることがありません。自分のアイデア一つで工場のあり方を変え、製品の価値を高めていける自由度の高さが、この仕事の醍醐味だと感じています。

フセラシってどんな会社だと思いますか?

当社は、自動車や橋梁に不可欠な「冷間圧造部品」のスペシャリストです。100年近い歴史で培った圧倒的な技術力という土台があるからこそ、若手が臆することなく新しい挑戦をできる社風があります。フセラシの面白さは、マニュアル通りではない「攻め」のモノづくりです。 金型設計から製造まで自社完結しているため、「もっとこうすれば効率が上がるのでは?」というアイデアが形になりやすい環境です。独立系メーカーとして取引先も幅広く、常に新しいニーズに応える刺激に溢れています。品質を最優先にしながらも、「まずはやってみよう」という意欲を尊重する会社です。世界を支える精度に関わることのできる会社であると考えます。

就職活動中の皆さんへ一言

自動車業界は「CASE」と呼ばれる変革期にあり、部品メーカーの役割はますます重要になっています。もし皆さんが「日本のモノづくりの根幹を支えたい」「目に見える製品の質を極めたい」と考えているなら、これほど面白い環境はありません。就職活動では、ぜひ「その会社が何を作っているか」だけでなく「どんな想いで作っているか」に注目してみてください。車に詳しい必要はありません。「より良いものを作りたい」という好奇心があれば、必ず活躍できます。皆さんと一緒に、これからの自動車の未来を支える部品を作れる日を楽しみにしています。

とある1日の流れ

8:30

メールの確認・1日のスケジュールを立てる

10:30

製造現場の品質確認
検査工程の検査結果の確認

12:00

昼食

13:00

取引先との打ち合わせ

15:30

製造現場の品質確認
改善案の策定・改善事項の評価

17:20

退勤

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